黒富士農場のSDGs貢献目標
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものであり、日本も積極的に取り組んでいます。
日本や世界を取り巻く環境は大きな変革期にあり、経済の発展や情報技術の進歩によって人々の生活が便利になった一方、少子高齢化や感染症の流行、気候変動やエネルギー問題等、私たちの生きる未来には解決すべき様々な課題があります。
畜産分野のSDGs(持続可能な開発目標)の達成には、安心安全な畜産物を安定的に提供するだけではなく、環境保全や動物福祉の概念を念頭に置き、自然循環の理を深く理解して地球上に暮らす全ての生物に「やさしい」畜産業に移行する事が重要と考えています。
黒富士農場は持続可能な畜産を追求するため、下記の貢献目標を実行していきます。
- 栄養価に溢れた安全な鶏卵を安定的に生産し、地域の食料自給率の向上に寄与します。
- 地域社会ならびに飲食、加工などの他産業と積極的に連携し、地域の発展と雇用促進に貢献します。
- Five freedoms(5の自由)の概念を大切に、
アニマルウェルフェア(産業動物福祉)を実行する事の様々な価値を高めます。 - 平飼い普及支援活動を通して、持続可能な採卵養鶏業界の再構築に貢献していきます。
- 様々な有機の啓蒙活動によって、エシカル消費に対する理解や消費拡大に貢献します。
- 国内エコフィードや地域の未利用資源を積極的に使用することで、食品ロスの削減および地域の持続可能性に貢献します。
- 排出される鶏糞は、発酵処理後、自社の穀物畑や戻し堆肥、地域の契約農家の圃場に使用され環境負荷軽減に努めます。
- 使用する薬剤を制限することで、土壌や河川の汚染を防ぎ、自然環境や生物多様性を守ります。
- 生産や製造で使用する原材料は、遺伝子組み換えや、農薬不使用のものを可能な限り選択し、健全な環境を守ります。
黒富士農場のSDGs貢献目標
- 2.飢餓をゼロに(食料の安定確保と栄養状態の改善・持続可能な農業を推進)
- 12.つくる責任つかう責任(持続可能な生産消費形態の確保)
- 15.陸の豊かさも守ろう(陸域生態系や森林の保護と回復・持続可能な形での利用)